生者に蘇生魔法をかけたら...どうなるんだっけなぁ?(本当にわかってない)
♦ビルド
- 使用サプリ:神魂 機神 原初 熾火 四神 混沌 時空 神魔 神怪 神機 超神 黒剣 邪神 狂歌譚 SD UD
- 世界干渉LV:5 [原初 高レベル作成ルール適用]
- 種族:ホムンクルス(魔法)
- 称号:*ソウルイーターA/エルダーメイジB
- 基本主能力値:体力1/敏捷3/知性9/精神9/幸運2
- タレント:
※喰霊閃
※高位治癒
▲無言詠唱
▲魔力操作
1蘇生魔術
1両手利き
2霊威加速
3喰霊自在
4喰霊魔術
5連続行動
▲干渉強化 - 装備:
- アイテム:
[表の職業]特典
探索者セット:精神型
ポーション*10
ポマンダー*20 - 所持金:0G
- 戦闘値(常時基準値)総計:
命中2/回避2/発動10/抵抗10/看破2
(体力1/敏捷3/知性9/精神9/幸運2)
物D3/魔D17/行動値11/生命力60
装甲2/結界0/戦闘移動6
- 特記:
- ターン使用霊力*1:「偶・奇」「任」「任」/ (超)
- 魔法攻撃/気絶回復(蘇生魔術+喰霊魔術)
- 消費コスト:任
- 距離/対象:戦闘地帯/3体
- 魔D:17+R4(半減)
- 備考:気絶回復
- 魔法攻撃(喰霊閃+喰霊魔術)
- 消費コスト:2
- 距離/対象:戦闘地帯/3体
- 魔D:17+R4(半減)
- 備考:超過霊力獲得
ターン1回
- 回復魔法(高位治癒+干渉強化)
- 消費コスト:6
- 距離/対象:戦闘地帯/3体
- 回復量:27+R3
- 備考:回復+10 or 霊力調整
無言詠唱対応
- 気絶回復(蘇生魔術+干渉強化)
- 消費コスト:任
- 距離/対象:戦闘地帯/3体
- 備考:気絶回復
20回復 or 霊力調整
無言詠唱対応
- 霊力調整(高位治癒+干渉強化)
- 消費コスト:奇
- 距離/対象:7マス/3体
- 備考:霊力調整
20回復 / 霊力調整
無言詠唱対応
- その他
- 攻撃+1回
- 行動値+1d
- サポート攻撃踏み倒し / 偶奇,タレント宣言時,ターン1
- 15回復 / ポーション
♦解説
[対象]を増やす効果は強力だが、なにかと持て余す。
攻撃魔法であれば敵数が減った時点で。[回復]であれば、味方が万全になった時点から。
[対象]の常時増加には相応のリソースを割いているはずなので、それが「死んでいる」状況が長いというのはもったいなく感じるというもの。
以前の記事でちらと触れたが、敵味方両方を同時に[対象]に取る、というのはひとつの回答だろう。とはいえ、敵に使っても味方に使っても美味しい[魔法攻撃]となるとかなりのレアケース*2であり、いつでもそんな用法ができる[攻撃]《タレント》はたぶんない。
ないのであれば作ってしまおう。《喰霊魔術》の出番だ。
相方は《蘇生魔術》。この融合により、[ダメージ]ソースと[解除:気絶]を同時に担う[魔法攻撃]となる。[コスト]や[距離]にも優れる。
[気絶]中の味方に[ダメージ]を与えても特に問題はない*3し、敵が[解除:気絶]の効果を受け入れる意味はない。*4。つまりは、[気絶]の味方をフォローしつつ、余った[対象]数で敵を殴ることができる。
さらに[アンドロイド]のエッセンスを足してみる。カオスになってきます。
《蘇生魔術》のオプションは《喰霊魔術》だけではない。《干渉強化》や[回復強化]により、サポート方面にシフトチェンジできる。
そして本体の方も《蘇生魔術》だけではない。《喰霊閃》で[超過霊力]獲得、《高位治癒》で[回復]特化、《魔力操作》で[霊力]サポート。
[常時]は[特殊]でいつでも効果を切れるため、必要なものを組み合わせよう。
サポートのみを行う組み合わせであれば、《霊威加速》をトリガーに《無言詠唱》で使用可能*5。これでターン三回行動。
♦余談:効果の拒否
細かい話でグレーな話。でも根幹に関わってくる。
[解除:気絶]を与える効果には必ずついてくる一文がある。「対象はこの効果を任意で拒否できる」というものだ。これがないと【生命力】を強制的に1にされてしまう。
今回は《喰霊魔術》により、この効果を持つ《蘇生魔術》をいじっている。変更点以外は元の《タレント》に依存するため、当然「効果を拒否可能」までついてくる。
とすると、書き換わった効果全体、つまり[攻撃行動]ごと拒否されてしまうのではないか、という話になってくる。
ここから先は推測になる。あくまで参考にとどめてほしい。
①:効果全体を拒否可能
「効果」とは文字通り《タレント》の[効果]全体であり、[攻撃行動]ごと任意で拒否できる、という解釈。わかりやすく、自然な印象。
補強となりうる裁定は「FAQ基本-P-ドラゴンA-001」。《影破り》は(当然だが)《タレント》の[効果]全体をひとくくりの「効果」として読んでいる。
ただし、[効果]そのものの「消滅」と、発動した上での「拒否」で同様の扱いをする根拠はないので処理の参考としては微妙なところ。発動した「[攻撃行動]の拒否」となるとルール上定義されていない。
《術技適応》にて前例アリ。[効果]テキストから「[攻撃行動]自体は消滅しない」を読み取るには厳しいので、処理を行わず不発が順当か。(追記:2023/08/26)
②:元の効果範囲を拒否可能
拒否可能な「効果」はあくまで[解除:気絶]の周辺効果のみ、とする解釈。明らかに意図しない範囲に影響が出るのを防ぎ、安全な印象。
ただし、いつでも明確な線引きができるわけではない。[効果]ブロックを分割する判断を要するのはそれはそれで不健全*6。
補強となりうる裁定は「FAQ基本-P-ドラゴンB-013」周辺。《防護》を使用した際、複数回同じ《タレント》の[対象]となるが、通常の《タレント》の[効果]は累積しないものの、[ダメージ]を含めた[攻撃行動]の結果は重複して受ける。つまり、[攻撃行動]は効果処理でなくルール処理として適用されるという推測が立つ。
①②ともに、明確に正しい/間違いとする根拠が見当たらなかった。個人的にもどちらで解釈するか迷うところ。
なお、本ビルドは②を前提としている。そういうわけで解釈次第で成り立たない。
♦余談:複合オプション
適用条件として、《蘇生魔術》+《喰霊魔術》は可能。《蘇生魔術》+《干渉強化》も可能。では、《蘇生魔術》+《喰霊魔術》+《干渉強化》はどうなのか?
《喰霊魔術》にしろ《干渉強化》にしろ、対象《タレント》の効果を書き換えている。つまり、変更後の効果がもう一方の適用条件を満たさない場合、同時の組み合わせは成立しない。
同一[タイミング]の効果の優先順位は自由に決定できるため、(《蘇生魔術》+《干渉強化》)+《喰霊魔術》は適用条件的には成立してしまう。
で、今回の場合は効果上も処理できてしまいそうだ*7。つまり[ダメージ]付き[解除:気絶]に霊力調整も上乗せ可能っぽい。なんかどこかで事故りそう。
♦カスタム
《無言詠唱》起動用の《霊威加速》だが、《霊威放出》にすればいつでも反応する[解除:気絶]ギミックになる。
ただし戦闘1回限定。普段は[攻撃]《タレント》あたりにトリガーさせることになる。まあ別にそれでもいいのだが、[回復]の[タイミング]が固まるのはヒーラー的には微妙。
♦成長
[成長]は【知性】と【精神】に振る。
[防具・装飾]をどうにかしよう。
火力不足は《喰霊の奔流》などで補えるが、例によって《喰霊の影》の隙間はない。
《霊威加速》を《喰霊暴走》で補えるとオシャレ。
♦関連
- ビルド:正統派メイガス
- 次回:
- 前回:
- 神我狩まとめ:
(C)力造/アークライト/新紀元社「武装伝奇RPG 神我狩」
*1:開始準備攻撃防御終了特殊,アンダーラインは戦闘/セッションn回,太字は要点
*2:[受動判定]の[霊力操作]を当てにして無理やり[コスト]を用意しにいく、というのはままあるか。
*3:FAQ基本-R-状態変化-004
*4:受け入れた場合、もれなく【生命力】は1となる。なおエネミーは[気絶]を経由せずに[戦闘不能・死亡]となるため、この[効果]のせいで倒しきれない、ということはない。基本p.217
*5:[開始]限定だが無料で《無言詠唱》に繋げるコンボ。[称号]等を問わない。ほんとは《陰式》みたいなのがほしい。
*7:《ガイザー》《エクスプロージョン》か何かで、変更前の効果には適用できるものの変更後にはできなくなる[常時]効果に関する裁定があったような気がするのだが見つけられない。これかなと思うものがあったら教えてほしい。