サプリメント『神機エクソダス』にて追加された[称号]のひとつ、[ラストクリエイター]。[戦闘中]の[アイテム]生成やその活用に特化した[称号]であり、一風変わった動きを可能にする。
その性質上、今までの常識にとらわれない運用が求められる。というか君、なんかルールまで変えてない?
そんなわけで、使うにあたり知っておいた方がいいことなどを考察してみる。だいぶ未知な部分が大きいので、なにか気付きがあればぜひとも教えてほしい。共にフロンティア[ラストクリエイター]の定石を開拓しよう。
♦ラストクリエイターA
[制限武器]と呼ばれる特殊な[武器]を操り、さらに[錬金・○○]と名前にある特殊な[武器]や[防具]を称号奥義《霊威精錬》によって[戦闘中]に作り出して戦う。
[制限武器]は全ての[形状]に強弱2つずつ、計12種存在し、いずれも[用法:両手]となっている。[ラストクリエイターA]の《タレント》使用条件は[制限:ラストクリエイター]の[武器]を[装備]していることだが、現状上記[制限武器]の他には存在しないので、実質的には[制限武器]の[装備]が条件となる。
これらの[制限武器]を[装備]している場合、同系統の[錬金・○○]の[武器]や[盾]を追加で[装備]可能。[制限武器]の上に重ね、[錬金・○○]に限り通常の[用法]同様の条件で[装備]できる感覚だ。
[ゴッドハンド]との競合
[ゴッドハンド]の《タレント》使用条件は[素手]を[装備]していることである。一方、[制限武器]には「[素手]を[装備]しているものとして扱う」[追加効果]を持つものが存在せず、かついずれも[用法:両手]であるために[寸鉄]などとの両用も不可能である。
ただし、錬金武器である[錬金・霊甲]は上記[追加効果]を持っているため、これを[装備]すれば《拳器一体》に頼らずとも[ゴッドハンド]との両用が可能である。
逆に言えば、この場合は[武器]がほとんど固定されると言えよう。
[コントラクターA]との競合
[コントラクターA]の《タレント》使用条件は[距離:移動nマス]の[武器]を[装備]していることであるが、条件を満たす[制限武器]や[錬金・○○]の[武器]は存在しない。したがって、[武器]によって両[称号]の条件を同時に満たすことができない。
なお[鎧:荒風纏衣]や[装飾:ローラーギア]は、「[コントラクターA]の《タレント》使用条件を満たしているものとして扱う」[追加効果]を持つため、これらを[装備]することで両用することが可能。
ただし《騎乗戦闘》や《竜騎兵》、《戦場の死神》を活かすことができないので、メリットがかなり薄い。
[レガシーユーザーA]との競合
[レガシーA]の《タレント》使用条件は[神成神器:武器]を[装備]していることであるが、条件を満たす[制限武器]や[錬金・○○]の[武器]は存在しない。
現状、[ラストA]と[レガシーA]の《タレント》使用条件を同時に満たすことはできない。
[錬金・○○]の[装備]
《両手利き》を取得している場合は[制限武器]の他に[用法:片手]の[錬金・○○]の[武器]を2つまで装備できる。
《霊威精錬》では[錬金・○○]を獲得して[所持]することができるが、[装備]はできない。[準備]や《神器出現》を使えば[装備]が可能だが、これらも1つまでである。
《潜在特性》である《霊力結界》を用いることで、[開始]時に[タイミング]を消費することなく複数の[装備]が可能である。《霊威精錬》は[特殊]かつ[戦闘中]ならいつでも使用可能なため、[開始]直前などに使っておくことでスマートに[装備]することができる。
[準備]を消費することもないため、戦略の幅が広がる。また《潜在特性》は《タレント》に優先するため、キャンセルされることもない。
各PC1戦闘中1回までなので注意。[装備]した[錬金・○○]の[武器]を消費せず、[装備]装備状態を変更しない場合は特に有効。
[防具]をケチる
上記のテクニックを活用することで、あらかじめ[鎧]を用意せずとも《霊威精錬》によって[錬金・霊鎧]を調達し、[装備]することが可能*1。[強化礼装]よりはよっぽど強い。
これにより、本来[鎧]のために必要な経費を浮かせて他の[アイテム]にフルに突っ込むことができる。とはいえ[武器]はほぼ決まっており、複数用意することもまずないだろうから、そもそも切り詰める必要があるかどうかは不明。
[龍鱗]の[装備]
[用法:両手]の[武器]と同時に[装備]可能な[盾]である[龍鱗]。[制限武器]単体との両用は可能だが、さらに[錬金・○○]の[武器]も同時に運用することはできないと思われる。
なお、[制限武器]を外して[錬金・○○]の[武器]のみと[龍鱗]を両用することはできる。これは[龍鱗]に限らず、通常ルール内の[武器]や[盾]も同様である。
ただし、[制限武器]を[装備]していないと[ラストクリエイターA]の《タレント》を使用できない。
《錬金の深奥》
[ラスト]の《タレント》の[コスト:偶]を軽減。
《精錬の達人》と組み合わせることで、《霊威精錬》もタダにできる。《精錬熟練》《錬金の泰斗》まで取れば、1ターンに8個もの[錬金・○○]をタダで作れる。
[ラストA]にあるが、[ラストB]にも恩恵が大きい。
また、[マスタリィA]の《神秘改良》で、対象外の[ラスト]の《タレント》にも無理やり適用させられる。
《無限精錬》
やべー[コスト]と大胆な効果。ただし[開始]消費だったりセッション1回だったりと、色々とおしい。
[ラスト]の[コスト]を2個軽減するが、そもそも[ラスト]の《タレント》はこいつと《神器光条》を除いて全て2個以下の[コスト]が設定されている。
こいつが十分に活きるであろう超高レベルセッションであれば、戦闘自体がクライマックスの1戦のみの場合も多いだろう*2から、そういう意味ではセッション1回でも十分なのかもしれない。
制限時間内でいかにうまく踏み倒せるか挑戦したくなる。
《魔法熟練》でこいつもタダなので、浮いた[霊力]をどう使うかがカギ。
♦ラストクリエイターB
[消耗]の使用に特化した[タイプ]であり、称号奥義《霊具精製》によって[戦闘中]に作り出すことも可能。[消耗]の効果を強化・追加したり、使用しやすくしたりもする。
《霊具精製》だけでは300Gまでのものを一度に2つまでしか[所持]できないが、[制限武器]の[装備]や特定《タレント》の効果によって増やすことができ、最大で800Gまでのものを4つ作り出せるようになる。毎ターン3200Gですよ!
なお、[制限武器]の使用は必須ではない。
安価な[消耗]
《治癒の霊薬》や《猛毒精製》は任意の[消耗]を消費することで効果を高めることができるが、最も安価な[消耗]は2Gの[転移符]である。
[回復]効果のあるものでは、単価10Gの[ポーション]が最も安い。
全体[回復]
[火の精]は[距離/対象]を[戦闘地帯]にとる[消耗]だ。《違法調合》と組み合わせることによって、[戦闘地帯]に撒くことができる[回復]となる。
単価も10Gとお買い得。本来の効果で暗所対策にもなる。
《霊薬増強》
妙に強めな[常時]。攻撃《タレント》に[ランク]+1しつつ、[使い捨て呪物]をかなりおいしくしてくれる。
《霊具精製》が余るならこいつを作ってくれということだろうし、余らずとも[使い捨て呪物]は高くないので普通に用意しておくと良い。
《霊具精製》にて500Gのものまで[所持]可能になっている場合、上位互換の[霊力珠]を調達できてさらにおいしい。
とどめ寸止め起死回生?
[アムリタ]に《違法調合》を施したり、ちょうど《霊具コレクター》ひとつで足りる500Gの[エリクシル剤]を《霊具精製》したりすれば、[解除:気絶]しつつ[回復]できる[アイテム]を調達できる。
普通に[アムリタ]→[おちみず]などと使ってもいい。[手番]を迎えて[準備][攻撃]を費やしたり、《連続霊具》を使ったり。
味方に対して[とどめを刺す]を宣言されたタイミングで割り込み、これらの[アイテム]を使ってあげることができれば、復活させつつ[とどめを刺す]を[生命力ダメージ:5]でやり過ごすことができ、敵の[攻撃]を消費させることが理論上可能。
ただし、肝心の「[特殊]で割り込んで[消耗]を使う」手段は少なく、けっこう難しい*3。なんかブレイクスルー起きないかな。
♦関連
- 前回:
- 神我狩まとめ: