ぱんどらさんのおもちゃばこ

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神我狩│物理[武器]のスイッチング

[射程]と[対象]数をお手軽に確保できるため、雑魚狩りに向いている[射撃武器]*1。[制圧効果]と[炸裂効果]があることもあって、殲滅力に優れている。
しかし[ボス]の取り巻きを駆逐した後は、どうしてもその長所を持て余すことになる。[物D]は高い方ではないし、他にこなせることも多くない*2。当然、他の[形状]に劣るところが出てくる。

それでも他に勝る強みもあるし、そのまま撃ち続けるのも良いだろう。
ただ、『神我狩』ではもっと柔軟になっても良いのではないか?というのが、今回のテーマだ。

本題
[肉弾攻撃]も[射撃攻撃]も同じ[物理攻撃]に分類され、共に【命中】や【物D】を参照する。白兵屋も射撃屋も、攻撃のために重視する能力は同じなのだ。
《タレント》などについても、実は[肉弾攻撃]か[射撃攻撃]かによって扱いが代わるものはそう多くない。
つまるところ、どちらを行うかをデータ的に決めているのは主に[武器]なのである。白兵屋でキャラメイクしたが、[射撃武器]を持てば射撃でもいける、というケースは多いはずだ。

であれば、状況に合わせて違う[形状]の[武器]に持ち替えても良いはずだ。そして、PCたちにはそれを実現するための手段が与えられている。そう、《霊力結界》である。
忘れられがちだが、《霊力結界》には[所持]中の[アイテム]を[装備]できる効果がある。《潜在特性》だからキャンセルされないし、[開始]も消費しない。なお、[装備]中の[武器・盾]はいつでも[特殊]で[所持]に変更できる。

冒頭で述べた通り、[射撃武器]は単体攻撃に向いているわけではない。逆に単体攻撃に最適なのは[物D]の高い[斧]であり、こちらは[射撃武器]の得意なことができない。
そして、これらの特性が常に両立している必要はないのだ。[射撃武器]での殲滅の後、[斧]に持ち替えて斬りかかれば、両方の旨味を活かすことができる、というわけである。

とはいっても、遠くから撃てる[射撃武器]は[肉弾武器]とは使い勝手が違うし、間合管理に問題がある...ということもあるだろう。そんなときこそ投擲可能な[肉弾武器]の出番である。
[射程]が【体力】や【敏捷】マスだったりして、かえって扱いやすい場合もある。[ボス]の攻撃手段によっては安地から一方的に殴れるかもしれない。
投擲する[射撃武器]もあるから、《裂帛投擲》を採用した型でも有効だ。ただし《両手利き》は別種の[武器]同士では重複しないことに注意*3。[片手]の[肉弾武器]を投擲する場合、もう[片手]にも[肉弾武器]を用意しておくと良い。

以上の話は、特に[射撃武器]と[斧]に限った話ではない。これらの向き不向きは対極だから例として拳げたが、他にも様々な選択肢が考えられるはずだ。どうしても[素材]や[G]が多くかかってしまうが、手段として[武器]の使いわけも考慮に入れておいて損はないだろう。

関連

(C)力造/アークライト/新紀元社武装伝奇RPG 神我狩」

*1:ここでは、特性がやや異なるため[射程:移動nマス]のものは除外して話を進める。もちろん、選択肢から外れるというわけではない。

*2:[魔法攻撃]ができるようになったりするが、『神我狩』において物理と魔法の両立は難しく、なかなかニッチな需用である。一応、[エルダーA]の《タレント》使用条件を満たすことができる。

*3:「[射撃武器]として」とあるが、公式裁定(FAQ基本-P-共通-001)より、種別が[射撃武器]になるわけではないようだ。