ヒーラーがいるといないとでは、戦闘の安定感に大きな差が生じる。それほどまでに高いポテンシャルを持つ[回復]だが、敵の攻撃が連続し、ヒーラーに[手番]が回るまでもなく味方が倒されてしまっては意味が薄い。
敵の猛攻に割り込んで[回復]することができれば、[回復]が間に合わないリスクを減らすことができるはずだ。
ビルド
- 使用サプリ:神魂,機神,原初,熾火,四神
- 世界干渉LV:5[原初 高レベル作成ルール適用]
- 種族:神霊(魔法)
- 称号:*エルダーメイジB/レガシーユーザーB
- 基本主能力値:体力1/敏捷9/知性2/精神11/幸運1
- タレント:
※高位治癒 [基本97]
※治癒の神宝 [原初33]
▲神力蘇生 [神魂25]
▲武神 [熾火10]
1霊威放出 [機神39]
1両手利き [基本79]
2霊力流転 [基本99]
3認識祈念 [四神43]
4障壁魔術 [基本99]
5得意技(高位治癒) [神魂42]
▲霊験強化 [熾火10]
- 装備:
ホーリーシンボル//霊力の輝き/多重魔法陣 [順に 基本124/々/基本125]
ホーリーシンボル//霊力の輝き/多重魔法陣
([防具]なし)
白銀の秘宝1//幸運の神器 [順に 原初84/原初88]/神器能力:共通(任意)
- アイテム:
[表の職業]特典
探索者セット(任意)
宝物(効果値1)
- 所持金:0G
- 戦闘値総計:
命中2/回避10/発動3/抵抗13/看破2
物D1/魔D15/行動値17/生命力76
装甲0/結界0/戦闘移動8
- 特記:
・ターン使用霊力:「6」「6」「2」保険で「偶」
・シーン1回超過霊力1個獲得
・対象:3体
・回復量:「35+ランク3」または「蘇生+21」
・ラウンド2回回復/うち1回[タイミング:防御]
解説
自分の[手番]に加えて、ターン中1回だけ誰かの攻撃に割り込んで《高位治癒》を使用するギミックを搭載したヒーラーだ。必要なタイミングで[回復]できるから、敵の猛攻に耐えきれるようになる...かもしれない。
[防御]で《障壁魔術》を使用、それをトリガーに《認識祈念》から《高位治癒》を使う。できれば魔法攻撃が飛んできたときに使いたいが、[防御]があればいつでも使用できる。
《治癒の神宝》も忘れずに。[回復]量は30になっている。
《認識祈念》により割り込んで《神力蘇生》を使うことはできないが、[コスト]の軽い蘇生があるとないとでは大違いなので採用した。《霊験強化》、さらに《霊力流転》*1や他の[回復]強化効果*2が乗るのも良い。ただし[距離]に注意。
専門ヒーラーはマスタリング次第では狙われやすいかもしれないが、その分能力値を【体力】や【知性】に振らなくても良いという特徴があり、余ったリソースを防御面に振ることができる。
高い【生命力】は[回復]に都合が良いこともあって、今回は死ににくさを追ってみた。いざというときの蘇生役なのだから、倒れないように立ち回ろう。
なお、LV5作成時点では資金が足らず、[防具]を用意できなかった。オープニング[戦闘]がないことを祈りつつ、セッション中に[強化礼装]を調達しよう。
[ファンブル]による[回復]の不発は低確率ながら致命的であるため、[幸運の神器]を保険にしている。もちろん、誰かの[攻撃]の[ファンブル]を[クリティカル]にしてやる使い方も有用だ。
ちなみに、ダメージを与えない[タイミング:攻撃]の《タレント》にも[受動判定]は可能だ。抵抗に成功すると効果が消滅してしまうが、[霊力操作]で欲しい出目を作ったりすることもできる。《霊力流転》でも補えないときに。
実は[概念破壊]も可能。[回復]量が足りなければ視野に入れておこう。
成長指針
[成長]時の【主能力値】上昇は、【敏捷】と【精神】に振っていこう。
せっかくの[レガシーB]なのだから、いつまでも[防具]が[強化礼装]では格好がつかない。《祭器一式》を獲得して、[不死身の魔力]付きの[巨大神鎧][順に 原初35/原初87/原初82]にでも乗り換えよう。
《霊力流転》は便利だが必須ではないから、《祭器一式》と入れ換えてしまっても良いだろう。
《霊力放出》を《補正魔術》 [基本97]に変更し、《究極密儀》 [四神43]を是非とも新規取得しよう。トリガーでもある《障壁魔術》が撃ち放題になり、さらにパーティが探索時などの【体力】【敏捷】判定に有利になるオマケ付きだ。いずれは《防護障壁》 [四神43]も欲しいところ。パーティ全体が堅くなる。
これにより、《勝利の器》 [四神55]による戦闘1回のさらなる割り込み回復も視野に入れることができるようになる。
[回復]量を上げる手段としては、《光輝治癒》や《治癒の霊威》、[回復強化] [順に 基本99/神魂25/基本125]が挙げられる。《光輝治癒》があれば範囲蘇生→完全回復まで見えてくるし、《治癒の霊威》は種族枠にも入れられる優秀な底上げだ。金や素材が貯まり次第[回復強化]も追加したい。不死身の軍団を作り上げよう。
[距離]や[対象]などの痒いところには、[G]か[素材]さえあれば[追加効果]により手が届く。なお[神成神器]の強化にも金が要る。
がめついなどとは言わせない。昔から、教会での回復にも「お布施」が必要なものである*3。
───追記───
公式FAQ(基本-P-エルダーA-009)より、《認識祈念》などにより発生する割り込み行動の[対象]には、トリガーとなった《タレント》の使用者を含まなくてもいいことが発覚した*4。
じゃあ[防御]割り込みギミック搭載する意味なかっ
まぁ《究極密儀》下の《障壁魔術》は普通にかなり優秀なので、いずれは取得して損はないだろう。
とはいえ《究極密儀》に枠が割けない作成段階では、《障壁魔術》の代わりに《治癒の霊威》や《勝利の器》などを握っておいた方が便利だ。
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