ぱんどらさんのおもちゃばこ

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旧 シノビガミ 裁定考察│プロット7のむこう側

この記事は改訂版ルルブ発売以前に書かれたものである。現行ルールに明確に反しているものを含め、当時とは状況が変わってしまっているものがある。注意してほしい。

「プロット7にいるときに【逃げ水】使われたらプロット8に行くんですか?」
「いやいや、ヴェロシティシステムには7までしかないでしょ?」
「でもルルブには7までなんて書いてないですよ?」
「えっ...マジ...?」

(以下の内容は私の解釈・思考にすぎない。実際に卓に持ち出す前に、あらゆる意味で適切かどうかを判断願いたい。議論なら大歓迎だ。
また、以下に引用する公式裁定は大判ルールブックの発売以前に為されたものである。当時のルールとは記述が異なるものもあるため、今でも回答の処理が正しいとは限らない。これをベースに考察するが、表記が変わったものなどは参考程度に留めることもある。)

本題
プロット7を越えることはあるのか?という問題だが、実はこんな裁定が出ている。

Q:プロット公開時にプロット6にいる二人の忍者のうち、片方が「覚悟」を使用し、「覚悟」を使用した忍者に対してもう一人が「逃水」を使用した場合、ユメドラのように死地を越えることができますか?
A:それはできません。ルール的に「死地」を超えることはできません。その先は「辺土」と呼ばれる暗黒世界につながっており、戻ってきたものはいません。

突っ込みどころが多々あるが、とりあえずこの裁定が出ている以上はプロット7を超えることはできないということは明らかだ。
とはいえ、(「ルール的に」と言っている割に)これについてルルブに書いていないことも事実であり、実際にこの裁定が下っているからこその処理であるとも言える。
まぁ安全で妥当な処理と言えるだろう。これがなければ、例えば【抜井戸】などでプロット5000兆とか言えばプロット5000兆に行けることになる*1。あまり問題もなさそうではあるが、できないことにしておいて損はない。

プロット0未満についてもルルブでは触れていないが、本質的には同じ話である。この裁定を理由に禁じていいだろう。GMが止めなければ、【抜け井戸】や【猟犬】でプロット-5000兆に行くのを止められる者はいないのだ*2。なお、プロット値が負になる場合はプロット0より後に手番が来ることになると考えられる。

ところで、急にぶっこまれた「辺土」とは一体なんだろうか。超光速の向こう側にある帰らずの暗黒世界(?)であることしかわからない。行った者はいるようだが、ルール下にある忍は行くことができない。
元ネタとかあるのだろうか?もし何か知っている人がいれば教えてほしい。

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(C)河嶋陶一朗冒険企画局「忍術バトルRPG シノビガミ

*1:【猟犬】【殺界】【天狗】で接近戦5000兆ダメージ...?

*2:ファンブル値も-5000兆、使えるコストの合計も-5000兆まで。