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旧 シノビガミ ビルド│【裏コード】断ちクリ

この記事は改訂版ルルブ発売以前に書かれたものである。現行ルールに明確に反しているものを含め、当時とは状況が変わってしまっているものがある。注意してほしい。

パワー×パワー。タイトルオチ。

ビルド

  • レギュレーション:現代(退魔)編/中忍初期作成
  • 流派:指矩班
  • 特技:

   器術:絡繰術/任意
   謀術:調査術/暗号術
   他任意

  • 忍法:

   接近戦攻撃 [大判78]
   機忍 [大判86]
   裏コード [大判89]
   影法師 [大判90]
   任意

   ・【奥義】の指定特技は器術分野

解説
【裏コード】は非常に強力な忍法だ。相手の器術をピンポイントで潰す効果を持ち、コストも間合も使用条件もなく、抵抗する術はない。
主に斜歯が修得するというのもあって、器術を潰せるのは非常に大きい。また当然だが、斜歯が使われるとかなり辛い。斜歯の、斜歯を殺す、斜歯のための忍法である。
ただひとつの欠点はエネミーに対して効果を発揮しないことだろう。器術分野に対応する【生命力】を減少させる効果だが、エネミーの【生命力】は特技分野と対応していないものとするルールがあるのだ。

【影法師】断ちクリについてはもはや説明するまでもない。強引に相手とプロットを合わせることで【射程低下】を無視し、判定なしで5点を叩き込む定番コンボだ。
これが【裏コード】とすこぶる相性が良い。先に器術分野の【生命力】を減らしておくことで、断ちクリを宣言したタイミングで相手は「兵糧丸」か【絶対防御】の使用を強いられる。【生命力】を増強していない場合、さらに5点くらってしまうと倒されてしまうからだ。
【絶対防御】がない場合、接近戦ダメージ相当の5点がモロに通る。倒せずとも使用可能特技がめちゃくちゃになるため、大幅に有利になるだろう。相手に追加の【生命力】や【不死身】があったとしても、【裏コード】により器術分野は何度でも狙い撃てる。よって、器術分野を指定特技とした【奥義】は破られにくいというわけだ。

忍法の枠がひとつ余っているが、ここは自由枠となる。ただし、【影法師】を使う場合はコストのある忍法を使いにくいことに注意。
いくつかオススメを挙げてみる。

  • 【博識】 [大判84]

奥義破りが安定すると非常に楽だ。特に【絶対防御】を対策したい。

  • 【沈黙】 [大判98]

【奥義】がより破られにくくなる。情報操作にも魅力を感じるなら。

  • 【忍法研究】 [大判89]

【覚悟】【無拍子】【忍法研究】などをメタると穴を無くせる。

  • 【禁術】 [大判98]

相手が残り1点という状況下で、これほど刺さるものもないだろう。

  • 【揺り音】 [大判85]

通れば超有利。

  • 【浮足】 [大判115]

相手の奥義破り判定に-2。コストが2かかるが、使用タイミングが「極地以外の戦場にいるとき」となっているため、プロット時にも使用可能ととれる。おまけに累積しない旨がない。嘘だろ。

  • 【頑健】 [大判84]

【頑健】。

成長案
ラウンド中にコストを使えない関係上、装備忍法以外の強化幅は広くない。好みで忍法を取っていこう。

【奥義】主体なら「切り札」はやはり無視できない。破られないのならば、ひたすら【奥義】を当て続けるだけでいい。

「双子」が視野に入る。【接近戦攻撃】を失っても問題はないし、【機忍】を未修得にすることでサポートにももっと目を向けられる。【裏コード】も途中で不要になる可能性が高い...が、トレードに出すかどうかは悩みどころ。
これによって後付けで修得する【忍法研究】は特に強力。また【射撃戦攻撃】 [大判79]や【千矢】 [大判80]などを修得すれば、相手にとって遠い特技を指定特技に選択することでとどめに用いることができる。
ただし、【機忍】を失うと対象のサポートの指定特技は本来のものに戻ること、そして「双子」の交換先には装備忍法を選べないことに注意が必要だ。

正直なところ、指矩班でやるよりは「他流派の血」から【裏コード】を修得した斜歯上位の方が成長性がある。
【変形】 [忍秘伝127]を利用すれば「双子」と同じように後付けで【射撃戦攻撃】などを修得できる。
【大歯車】 [大判87]も雑に強力だ。相手の残り【生命力】が1ならば、場合によっては【自動反撃】でほとんど詰ませることができる。
そして【機忍】といえば、なんといっても【忍法錬成】 [忍秘伝127]だ。【影法師】【浮足】【裏コード】で使用条件を満たせる。

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(C)河嶋陶一朗冒険企画局「忍術バトルRPG シノビガミ